うたたね


三十路オーバーの世界一周旅行日記、タイトルは唄の種の略
by hiro5159
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カテゴリ:中国( 37 )

羊が一匹、羊が二匹…ビザ残り3日…

本日無事、「キルギスタン」の”オシュ行き”チケットが取れました。
ローカルタイムの7時(時計は相変わらず北京時間の9時を指しています)に窓口へ。

窓口の女性はあの無愛想な中国人…ではなく、ニューカマー。人が変われば事もスムーズに。すんなりオーケー。手書きのチケットを作ってくれました。しかし支払いで「440元(6600円)」と言われ、てっきりドル払いだと思っていた僕は戸惑ってしまう。「ドルオーケー??」と聞くと、「ノー!!」との返事。

仕方なく元へ最後の両替えに”Bank of china”へ。ピッタリ両替え後、再び窓口へ。
そして遂に念願の「キルギス」行きチケットを手に入れました!

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座号が上から1、2、3…。意味がわからん。座席は早いもの勝ちの恐れが…。
明日は早めに向かおう。

まあとにかく苦節8日目の記念すべき日です。
もう「カシュガル」は”enough”です。

ビザの件もこれで一安心。無事明日「中国」脱出とあいなりました。

一旦宿に帰って、せっかくの2度目の”日曜日”なので、同室の”ダニエルさん”と”イズミさん”と3人で”ウーラクバザール(アニマルマーケット)”へ。先日も行ったばかりだが、どうも日曜日が凄いらしい。

3人でタクり、到着。平日の3倍程の人や、動物達。

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日曜日ともなると羊、山羊に加え、牛、ラクダ、ロバ、馬がいました。

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馬の背中に乗せる装飾品”バグ”とウイグルおじちゃん。”モンゴル”だとまた違う装飾になるそうです。

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そして相変わらずの羊の群れ。
これだけの羊を見ておけば、明日の28時間バスもグッスリ眠れるでしょう…。
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by hiro5159 | 2008-05-04 18:39 | 中国

見通しの悪い一日

朝起きて窓の外に目をやる。
すると町全体が淡い茶色に包まれていた。
タクラマカンの砂が町に降りてきたのだ。
一昨日の強風で空を舞っていた砂が町を覆いつくしている。

同室の”ダニエル”と一緒に珈琲を飲んだ。
ダニエルは昨日「パキスタン」から入国してきた”イタリア人”。
昨日の夜はオススメの”ラグメン屋”に連れて行ってあげた。
僕らはシナモンティーの”やかん”が無くなるまでの間、
パキスタンの事や、中国の事など、沢山話した。

僕は直ぐに支度をして、先ずは国際バスターミナルへ向かう。

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町全体がセピア色になり、視界が悪い。
実は今の僕の状況下もこの景色の様に見通しが悪い。

「大理」で取ったLビザ(観光ビザ)があと4日で切れてしまう。
切れてしまうと1日単位で罰金が課せられるのだ。噂では500元(7500円)との事。これはありえない。
一日も早く「中国」を出てしまうのが懸命なのだ。
だが、今はGW。今週の木曜日の便が運休になってしまった事で計算が狂い始めた。

国際バスターミナルに着き、「キルギス」行きのチケットを聞くと、「国際チケット窓口は食事中だ」との事。今はローカルタイムで10時。「飯、早すぎるでしょ~」。
詰め寄ると、「ローカルタイムの14時~16時に来て」との事。
仕方なく時間を潰す。

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待合室で写真好きで、映りたがりなウイグル人としばらく話をし、そのまま「公安局外事科」へ向かう。
最悪の場合の為、ビザの延長について確認したかった。
公安の守衛に「イミグレーション」と告げると、思ったとおり「今日は無理だ」と言ってきた。
「いつ来ればいい??」と聞くと「6日に来なさい」との事。
7日までのビザなので、即日発給は可能かどうか確認したかったが、中国語が旨く伝わらなかった。

そしてもう一度バスターミナルへ。窓口は以前の無愛想な中国人女性。月曜日のチケットを聞くと、「明日の朝来なさい」と言う。
相変わらず取り付く間もなくチケットは買えずじまいだ。
カズの時も当日来ての一点張りだった。
休み明けの最初の便なので、込むのを考慮して、当日までにはなんとか手に入れたい。

明日はもっと朝早くに行く事にしよう。
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by hiro5159 | 2008-05-03 19:28 | 中国

ドナドナな別れ~その後~

これは昨日の話…。

”クワ”さんと別れ、再び一人になった僕。この旅で出会った人を思い返し、今後も無数に続くであろう”出会いの緊張と高揚”そして”別れの悲壮感、孤立感”などに思いをはせていた。

4人部屋のドミに帰ると、二つの荷物が増えていた。もう既に新しい旅人がチェックインしている様だ。
しばらく一人になりたい気分だったのに、既に軽い緊張感が始まる。

小さいリュックは女性の様だ。隣のベッドには大きなザックがあったので、なんとなく男女のバックパッカーを想像。2人組なら特に僕が話しかける必要もないし、気も使わなさそう。早速観光でもしているようだ。
最初の挨拶は大事だぞ~、なんて考えてた。

夜も深いローカルタイムの10時過ぎに”コンコン”とノックが…。ちなみにココの宿、全室キーを持たされないので”帰宅時”使用人に部屋番号を言って開けてもらうのだ。
扉から一番奥の窓際のベッドで読書中の僕。

”ガチャ…”
顔を上げ、扉の向こうの”新たな出会い”に挨拶をしようと満面の笑みを向ける。
すると、使用人が開けた扉の向こうには欧米人の女性が2人がいた。
そして”ハロー!”と喉から声が出る瞬間。2人の険しい顔が目に入った。
「なんで男なのっ!?」と顔にハッキリと書いてある。
すぐさま使用人に詰め寄る2人。

”ペラペラ…”と使用人と欧米人の英語でのやり取りが始まり、たまに「ツインルーム」と言う単語が聞こえる。
2~3分で話はまとまり、2人は僕に1度も挨拶することなく荷物をまとめて去っていく。

”ガチャッ”と扉が閉まると、薄暗く無駄に広い10畳近くの空間に”空しい空気”が漂う…。

「…腹立つわ~~~ッ!!!!」
急にムカついてきた。
「ドミを取った時点で、こんな状況ぐらい想定しとけよっ!」
「それに挨拶ぐらい出来んのか~~~!!」
「そもそも、元々2人なら最初から”ツイン”へ行けや~~~!!!」

薄暗い大きな部屋で怒りの矛先も見当たらない東洋人は1人で愚痴りだす(笑。

ココは”レディースドミ”じゃありません。

…そして、なんだか意気消沈気味で同じ敷地内の別館へネットをしに向かう。
すると、こんな夜中なのに大きなバスが到着していて大勢のお客さんが”バタバタ”とホテルへ入っていく姿が…。

気にもせず中へ入ると、”知り合い”が忙しくフロントと掛け合っている。
今日この宿から空港へ向かった筈の”マイク”だ。
辺りを見回すと、今度は”友達”発見っ! ”クワさん”だ。

クワさんもネットルームに僕を探しに行ってくれた所らしい。
「何事ですか??」と訳を聞くと、飛行機が強風で飛ばなかったとの事。

実は朝から”台風並み”の強風が吹いていた今日。
昼の”アニマルマーケット”でも強風により”粉塵”ならぬ、”糞塵”をあびまくって家畜臭い一日を送っていた僕ら。
そして今回の飛行機も飛ばない可能性があるからと、GWなのに「ウルムチ」まで600元(9000円)の激安チケットだったと言う。

結局、出発は明日の昼の便に変更になり、航空会社持ちのシングルルームにチェックインすることになったのだ。

しかし驚くべきはこのホテルに戻ってきたという点。たまたま航空会社が指定したホテルが今まで泊まっていたホテル「其尼瓦克賓館」だったのだ。
すごい偶然…。

これはもう”飲む”しかありません(笑。
2人”青島(チンタオ)ビール”で再開の乾杯をしたのでした。
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by hiro5159 | 2008-05-02 20:56 | 中国

ドナドナ~な別れ

同室で同質の桑原さんと”アニマルマーケット”へ行ってきた。
ココは家畜の直売所。
2人なので、タクで向かう。

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到着し、降りるやいなや凄まじい惨劇がっ!
ウイグル人2人が羊一匹を無理やりひっぱり小川まで連れてくると、その場で首をチョキン。
いきなりのインパクト、少し腰が引ける。

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そしてマーケットからは次々と、お買い上げされた羊達が運ばれていく。。
”ドナドナド~ナ~”な場景。

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中に入ると、物凄い数の羊と山羊が並んでいる。セリの様にウイグル語が威勢よく飛び交う。

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山羊市場には立派な角のオスが。「いくら??」と聞くと「日本人には売ってないよ」みたいな事を言われる。

すぐさま外で解体されていく羊達。その光景に目を凝らす。実際僕も”カーシー”に来てから毎日羊の肉を食べている。目をそらしてはいけない気がした。

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このプリプリのお肉に今日の僕は生かされているんです。

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「東湖公園」に行くと沢山のカップルが堂々と寄り添っている。
この「カシュガル」は漢民族とウイグル族が共存する町。
”ウイグル”の男性と”漢”の女性の結婚はあるらしいが、逆に”漢”の男性と”ウイグル”の女性の結婚は許されないらしい。”漢”の男性の親が認めないのだ。

カップルの中にそんな”禁断の愛”を見た気がして、なんだか切ない気持ちになる。

そして今日はお世話になった”クワ”さんとの別れ。
超多忙なマーケティングin丸の内の仕事の合間に一人旅を決行した強者。これから僕のオススメでもある「トルファン」へ。
お互いの趣味であるカメラの話や、やっぱり食べ物の話題で大いに盛り上がった。
超久しぶりのトランプ”大貧民”と”ビリヤード”でも白熱した2人。

最後は迷子の腰痛アメリカ人”マイク”兄弟にタクシーで無理やり連れて行かれてしまった…嘘(本当はシェアを見つけて難なく空港へ)。

僕にとっては「ドナドナ~」な別れでした。
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by hiro5159 | 2008-05-01 00:43 | 中国

五一国際労働節

明日木曜日の「キルギスタン」行きのバスのチケットを買いに行く事に。
チケット売り場のおねえさんの態度が悪いというのと、なかなか当日まで売ってくれない事。さらにバスの発車時刻も毎回遅れるっていう情報を事前に持っていたので、それなりの準備(メモに中国語を書きとめる)をして向かいました。

到着後、おねえさんに「明天、我想去”キルギスタン”!(明日、私は”キルギスタン”に行きたいと思う!)」って拙い中国語を言うとアッサリ「没有(メイヨー)」との返事。無いって事はないでしょ~。
情報によれば、毎週月、木、金とバスが出ているとの事。しかしおねえさんは冷たく「月曜日に来なさい」と言い放つ。
「なんでそこまで飛ぶかなと」納得がいかない。
そしてココでメモの出番。
「ウェイシェンマ(どうして)??」と聞くと、めんどくさそうにペラペラと理解出来ない中国語を浴びせられる。
弱ったな~と思っていると隣の窓口の女性が助け舟を出してくれた。
「ホリデー」。

「休み…、運休って事だ…」
情報誌を開き、5月1~3日の「五一国際労働節(GW)」を見せると、「そう、これこれっ!」というリアクション。

…やられました。
来週まで足止め決定です。

一応、航空券も調べてみましたが、直行便はなく、「ウルムチ」経由の2740元(41100円)のハイシーズン料金。しかも、5月5日のチケットしか取れないという事。
結局同じ月曜日なら、バスの8倍の飛行機を使う理由等みじんも無いわけで…。

早速、明日から4日分の生活費を両替えし、更なる沈没を前に途方にくれるのでした。

まさか週に一度の「サンデーマーケット」を2度も見る羽目になるとは…(泣。
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by hiro5159 | 2008-04-30 12:11 | 中国

炭水化物紀行~白ご飯を求めて~

ここ「カシュガル」は人民東路を境に北側に”ウイグル族”、南側に”漢族”の居住区がある。

今日は今後しばらくありつけそうも無い”米飯(ミーファン)”を求め、漢族エリアに行ってみる事に。

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我慢できなくて”サモサ”と呼ばれるパイ生地風肉まんを食べる。窯に貼り付けて焼いたパリパリの生地をかじると、タメネギの羊肉の風味が広がる。美味いっ!

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更に我慢出来ずに今度は”ポロ(ウイグル族のピラフ)”を食べる。屋外の大きな鍋でニンジン、パパイヤ、羊肉を入れて米を炊く。その鍋にこびり付いた”おこげ”を見て我慢出きなくなってしまった。パパイヤの甘味が意外に合って、これまた美味いっ!

漢族エリアに来ると、久しぶりに痰を吐く声が聞こえてきた。漢族だ。

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毛沢東の前でくるくる回る戦車をちょっと複雑な気持ちで眺めながら、公園を抜ける。

そしていよいよ中華屋台にたどり着く。メニューを見せてもらうと、炒麺(ヤキソバ)ばかり。いいよ、いいよ。こうなりゃヤキソバでご飯イキますよ。店の人も「これにご飯もいくの??」って笑い出す、淡水化物セット。

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しかも出てくれば一昨日の”ラグメン”の様なトマトベースのヤキソバ。ウイグル料理の”ラグメン”とどこが違うねんっ!!ってツッコミを入れながらソレをオカズに久しぶりの白ご飯を堪能しました。

これなら宿近くのウイグル料理屋でも食べれたね……。
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by hiro5159 | 2008-04-29 21:02 | 中国

カシュガルお財布事情

しばらくこの「カシュガル」に落ちます。
毎週月、木曜日に「キルギスタン」へバスが出ていて、相方は今日出発。僕は木曜日の便で向かうことにしました。

となれば、未知の国「キルギス」へ向かうにあたり、残った元のお金を使い切ってしまおうと計画を立てました。

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夕方現在の所持金が172.6元。そしてピンクの紙が、今日ドミトリーに移った時の保証金(押金)30元(中国の宿は入室時デポジットを払わされます)の領収書。これは返ってくるお金なので、現時点の元財産は202.6元(3039円)という事になります。

今日合わせて3日をこれで過ごします。使うお金と言えば、宿代(二日分)、食費(2.5日分)、交際費(一人なので関係ない)、ネット代(3日分)、その他で水、チャイぐらいなモノ。

宿が1泊35元なので2日で70元。食費は一食8元を目安に1日30あれば十分でしょう、75元。ネットは1時間2元を見つけたのでそこで一日1時間あればいいかなって事で6元。それ以外にその他20元ほど使い…となると全部で170チョロチョロですね。ちなみにバス代はドル払いなので含めません。

いやいや余裕でないかい。
昨日の食べ歩きで大体物価は頭に入ってるし、ベーグル一個5角(7円)の世界。

このハエの多いドミトリー(綺麗なのはいいんだけど…)に最終日まで泊まって、余った金で贅沢三昧するのか、もしくは最終日にバス停近くの60元のシングルルームに移動し、ゆっくり一人の贅沢なひとときを満喫するのかなどと考えながら、同室の旅人の横で一人家計簿を眺めるのでした。
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by hiro5159 | 2008-04-28 12:33 | 中国

エスビアンなカーシー

「喀什(カシュガル)」は不思議な町。人も景色もまるっきり中国じゃない。

ここはシルクロード貿易とともに栄えてきた古い町らしく、中央アジアと中国を結ぶ要所だ。その為、多くの民族、文化が混じり合い、エスニックでアラビアンな雰囲気。

今日は日曜日と言う事で、週に一度の「サンデーバザール」に行ってみる事に。

先ずは腹ごしらえ。昨日食べた「ラグメン」のお店にリピーターとして来店。

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冷水で冷ましたモロ”キシメン”の上にマトンと野菜の炒め物をのせた一品。「トルファン」のは、まだ上の具が”中華風の肉野菜炒め”って感じだったが、ココのはなんだかトマトベースでイタリアンな感じ。先ほどパキスタン人のバーガー屋で”ピタケバブ”を食べたばかりなのにツルッと入る。
最近の食欲は目覚しく、昨日はこの店でベジタブルカレーでライス2杯と同じくこの「ラグメン」そしてマトンの焼肉を一串平らげた。店の人もこのよく食う日本人を珍しげに眺めてた。

それからバザールまでの道を歩く。

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日干しレンガや土壁の家々が立ち並び、ココがまだ中国なんて信じられない町並みを歩く。イスラムの影響が強くなり、顔の全てを布で隠した女性と時おりすれ違う。もし知り合いだとしても気付けないよ。顔を隠した女性同士で話をしているのを見ると複雑な気分になってくる。

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売っているものも珍しいものばかり。アラビアンナイトに出てくる様な短剣。白髭を伸ばした彫りの深いおじさん達が被っている(のせている??)硬い帽子。金色のド派手な魔法のランプや、何故か大きな宝箱等。ミミックでない事を祈ろう。

歩いているだけで映画の世界に入り込んだ様な気分になれる。

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日曜バザールに着くと人が溢れていた。
売っているものは果物、衣類、お菓子、音楽CD等、さほど珍しくはなかったが”ロバ車”が走ってきたりするとシルクロード気分が蘇ってきたりした。

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そして漢民族に比べると、ウイグル族やパキスタン人は確実に謙虚だ。
「ヤポン(日本人)!?」と話しかけてくるその深いシワから覗く目はとても優しい印象を受けた。
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by hiro5159 | 2008-04-27 21:41 | 中国

ゆるい時間と淡い珈琲色

朝9時に目を覚ます。相変わらずの列車内。乗客は、カップ麺やら車内販売の弁当を食べだしている。トイレと洗面所は軽く列が出来ていた。

僕もなんとかトイレを済ませ、2つ目のカップ麺にお湯を入れた。
もうすぐ到着の予定。

しかし、どうも様子が変だ。
皆終点の「喀什(カシュガル)」で降りるはずなのに某情報誌の20時間を過ぎても全く降りる準備すらしようとしない。

駅員に聞いてみると、嫌な予感は的中。到着は19時だと言うのだ。
”知らぬは仏”で、20時間列車だと思い込んでいたのが、蓋を開ければ30時間の列車に乗っていたというオチがついた。

でもなんてことはない。そこにはむしろ、安心している自分がいた。
全てが予定通りなんていかない方が楽しい。
そこには”時間に縛られない開放感”みたいなものがあった。
そもそも、この旅に時間の制限なんて無いのだから。
また”ゆるい”時間に戻った。

そして停車の度に後ろから来る特急列車に追い越されながら思っていた。
日本の生活では考えられない”開放的な自由な時間”を今の自分は味わっている。
とても贅沢な”旅の流れ”の中にいる事を実感した。

現実的にも金を節約できる列車内の方が経済的だ(笑。

いつまでも変わらない車窓の淡い茶色の景色を見ながらコーヒー粉を準備しだした。
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by hiro5159 | 2008-04-26 23:07 | 中国

尻割れパンツが中国のルーツ

そして移動日。昨日のタクシーの運ちゃんファンファーさんが列車のチケットを購入してくれました。列車のチケットは”ひっでもん”に並ばないと取れないのでとても助かります。

最後の町は「喀什(カシュガル)」。今日で26日目の長かった中国の西の果て。

20時間の長時間移動に供え”超市(スーパー)”でカップ麺を中心にしこたま買い込みました。

13時に出発した列車はゆっくりと荒野を走り出す。左にはタクラマカン砂漠が見える。
買い込んだコーヒー粉一袋をマグカップに入れて、備え付けの熱湯を注ぐ。
窓からの荒涼とした景色を見ながらゆったりした時間を感じる。

思えば「ラオス」から「中国」に入るときは不安ばかりだった。物価は高い、反日感情の人々、ネット環境、チベット問題。

しかし蓋を開けてみれば、その不安はあっさりと裏切られた。
中華屋台は安くて僕の口に合った。「麗江」の宿では風邪でダウンの僕に漢方薬をくれ、2日目には同じ値段で日当たりの良い部屋へ移してくれたり、町を案内してくれたり、朝ご飯をご馳走になったりした。ネットは僕の”エキサイトブログ”がエキサイト(興奮)って事かどうかわからないが(笑)、中国で規制がかかっていて見れなくて更新しか出来ず、コメントが返せないって不便があるが特に問題はない。

観光もさすが観光大国。「麗江」、「黄龍」はもちろん僕を釘付けにし、今回の”シルクロード”においても、「敦煌」、そして「トルファン」は忘れられない地となった。特に「トルファン」はかなり好きになった。

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そして、西の果てに来ても今だに”北京時間”が使われていて、21時になっても薄明るい外を見ながら「中国ってすごいな~」って気分になった。夏の様に暑い日ざしの中を半袖姿でアイスを食べたり。砂漠なのに恐ろしく寒い中、ダウンを出しても震えていたり。もちろん雪も降って、大雪で列車が遅れたり。ラクダやパンダを見たり、まだまだ見尽くせない世界遺産も沢山ある。

さらに、それにも増して印象的なのは人々。
平気でバスからゴミを捨てたり、痰を吐いたり。そしてそれを文句一つ言わず掃除する人。こうして人口13億の超大国の雇用を保っていたりするみたい。話し声はどうみても怒っている風にしか思えなかったりするし、実際日本でも見たことが無い、女性同士での髪の毛引っ張りあいの喧嘩風景も見た。切符を買いに並んでいると、横から普通に割り込んできたり。トイレも流さなかったり……でも接してみると皆明るくて優しくてギャップに驚かされた。

こんな野生動物みたく自由奔放な中国人に、時には腹が立ち、そして時には羨ましく思っている自分がいたり…。
全世界の人口の6人に1人が中国人のこの地球。いずれ中国人に世界が征服される日が来るのかもしれない…。

なんとも中国らしい、いつでもどこでもトイレが出来る”尻割れパンツ”を履いて縦横無尽に歩き周り、お母さんにカミソリで前髪以外を全部剃られている赤ちゃんを見ていると、なんだか野性味を感じる。僕はそこに”中華人民共和国”の原点を見た気がしたのでした。

「あ~、また必ず来ようっと」
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by hiro5159 | 2008-04-25 22:50 | 中国


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