タクシーのブルース(憂鬱)
2008年 12月 05日
9時。
屋敷のスタッフが、
朝食を準備してくれた。
お母さんの高校卒業式(今の長女よりも若い写真)の、
初々しい写真が飾られた食堂。
この宿はアットホームだ。
家族の写真も恥ずかしげもなく飾っている(褒めてます)。
長女の英語が頼りのコミュニケーション。
昨日もそうだが食事後は「美味しかった?」
と感想を聞いてきてくれる。
”タナ”で毎日食べてた、
フランスパン&コーヒーセット。
3000アリアリー(156円)
フレンチ・スタイルだ。
だが、そろそろツッコもうか…。
フランスのコーヒーって、ミルク使わないの??
どこのコーヒー飲んでも、
”withミルク”のミルクは練乳なのだ。
トロ~っと練乳を入れたコーヒーの甘さは、
ハンパ無い。
お口がスイートメモリー。
コーヒー自体は、
「マダガスカル」の主要な輸出品のひとつと言う事もあり、
凄く美味しいのだが…。
あとフランスパンはめちゃくちゃ美味い。
どこで食べても柔らかいソフトな感じ。
それでいて外はパリパリ。
ちなみに”タナ”の”ムーンライト”で出てくる朝のフランス・パン。
世界で一番美味いと思う。
これ以上に出会う予定はない。
13時には、
昨日の”プスプス・ドライバー”が迎えにきた。
昨日は、ひとり1台ずつでここまで来たのだが、
今日はひとりだった。
ふたり分稼ぐ気だ。
小さな人力車に大人ふたりを乗せて走る。
めちゃめちゃ狭い。
横から腕を出していないと落ち着かない状態。
そして暑い…今思えば”タナ”は涼しかった。
蒸した空気に、ジリジリと照り付ける太陽。
出発の14時までの間、
バス亭近くのGS併設レストランで食事をとる。
”スパゲティ・ボロネーゼ”(3000アリアリー:約180円)は、
ちょっと待たされた分(チーズを買いに行くオバちゃんの為)更に美味しく感じる。
久し振りにスタンダードなパスタを食べた。
もう「エチオピア」のパスタには戻れない…。
そして14時5分。
昨日”コフィベ”と言う会社のチケットを買ってあったので、
余裕の5分遅れでバス停に到着も…出ない、とにかく出ない。
人は集まっている筈なのに、
「荷物を乗せるから」との理由で、
待たされる。
出発は2時間後の16時。
人も多いが荷物もめちゃめちゃ多かった。
荷物運搬用のプスプスがどれだけ登場したか…。
そして荷積みには美学があるらしい。
きっちり詰め込んで(載せこんで)ロープで固定。
最後に帆をかけ、更にロープで美しく固定し完了。
やっと出発した”すし詰め”タクシー・ブルース。
今回は一番後ろです。
隣の地元ビジネスマン。
3人掛けだと思っていたらしく、
4人目の女性が乗り込んで来た時はバス会社に文句言ってた。
そりゃそうだよ。
チケット売る時の座席表は、
ちゃんと3人なんだもの。
「そこのポリス、過積載で捕まえてくれ~!!」って本気で思った。
だが、やはり途中の検問では笑顔でスルーしてしまうのだった。
辛い移動。
抱えたバックからi-podを取り出すのも一苦労の閉塞感。
休憩毎に窓際と交替出来る僕らはまだ良かったが、
他の乗客はただただ黙って眠るのみだった。
体力を温存する為かとにかく喋らない。
出発して2時間程で、
雷雲の下に入る。
「竜の巣だ~!!」と思わず叫んでしまう程で、
激しい落雷を何度も見た。
その間、何度も草原で燃えている部分を見たが、
あれは落雷による山火事なのだろうか??
夕食は21時。
もうスライドドアは使いません。
窓から脱出して、食堂へ。
袋めんとご飯、ビールを飲んだ。
この国で初めてのビール。
大瓶で約100円だから激安だ。
これ煽って爆睡してしまいたい…
屋敷のスタッフが、
朝食を準備してくれた。
お母さんの高校卒業式(今の長女よりも若い写真)の、
初々しい写真が飾られた食堂。
この宿はアットホームだ。
家族の写真も恥ずかしげもなく飾っている(褒めてます)。
長女の英語が頼りのコミュニケーション。
昨日もそうだが食事後は「美味しかった?」
と感想を聞いてきてくれる。
”タナ”で毎日食べてた、
フランスパン&コーヒーセット。
3000アリアリー(156円)
フレンチ・スタイルだ。
だが、そろそろツッコもうか…。
フランスのコーヒーって、ミルク使わないの??
どこのコーヒー飲んでも、
”withミルク”のミルクは練乳なのだ。
トロ~っと練乳を入れたコーヒーの甘さは、
ハンパ無い。
お口がスイートメモリー。
コーヒー自体は、
「マダガスカル」の主要な輸出品のひとつと言う事もあり、
凄く美味しいのだが…。
あとフランスパンはめちゃくちゃ美味い。
どこで食べても柔らかいソフトな感じ。
それでいて外はパリパリ。
ちなみに”タナ”の”ムーンライト”で出てくる朝のフランス・パン。
世界で一番美味いと思う。
これ以上に出会う予定はない。
13時には、
昨日の”プスプス・ドライバー”が迎えにきた。
昨日は、ひとり1台ずつでここまで来たのだが、
今日はひとりだった。
ふたり分稼ぐ気だ。
小さな人力車に大人ふたりを乗せて走る。
めちゃめちゃ狭い。
横から腕を出していないと落ち着かない状態。
そして暑い…今思えば”タナ”は涼しかった。
蒸した空気に、ジリジリと照り付ける太陽。
出発の14時までの間、
バス亭近くのGS併設レストランで食事をとる。
”スパゲティ・ボロネーゼ”(3000アリアリー:約180円)は、
ちょっと待たされた分(チーズを買いに行くオバちゃんの為)更に美味しく感じる。
久し振りにスタンダードなパスタを食べた。
もう「エチオピア」のパスタには戻れない…。
そして14時5分。
昨日”コフィベ”と言う会社のチケットを買ってあったので、
余裕の5分遅れでバス停に到着も…出ない、とにかく出ない。
人は集まっている筈なのに、
「荷物を乗せるから」との理由で、
待たされる。
出発は2時間後の16時。
人も多いが荷物もめちゃめちゃ多かった。
荷物運搬用のプスプスがどれだけ登場したか…。
そして荷積みには美学があるらしい。
きっちり詰め込んで(載せこんで)ロープで固定。
最後に帆をかけ、更にロープで美しく固定し完了。
やっと出発した”すし詰め”タクシー・ブルース。
今回は一番後ろです。
隣の地元ビジネスマン。
3人掛けだと思っていたらしく、
4人目の女性が乗り込んで来た時はバス会社に文句言ってた。
そりゃそうだよ。
チケット売る時の座席表は、
ちゃんと3人なんだもの。
「そこのポリス、過積載で捕まえてくれ~!!」って本気で思った。
だが、やはり途中の検問では笑顔でスルーしてしまうのだった。
辛い移動。
抱えたバックからi-podを取り出すのも一苦労の閉塞感。
休憩毎に窓際と交替出来る僕らはまだ良かったが、
他の乗客はただただ黙って眠るのみだった。
体力を温存する為かとにかく喋らない。
出発して2時間程で、
雷雲の下に入る。
「竜の巣だ~!!」と思わず叫んでしまう程で、
激しい落雷を何度も見た。
その間、何度も草原で燃えている部分を見たが、
あれは落雷による山火事なのだろうか??
夕食は21時。
もうスライドドアは使いません。
窓から脱出して、食堂へ。
袋めんとご飯、ビールを飲んだ。
この国で初めてのビール。
大瓶で約100円だから激安だ。
これ煽って爆睡してしまいたい…
by hiro5159
| 2008-12-05 17:46
| マダガスカル