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国境今日急遽越え

”ジャイガオン”で少し「ブータン」に触れてみる。

昨日は夜は”エマディッチ”と呼ばれるブータン料理を食べた。

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簡単に言うと、”スパイシー・チーズ・スープ”と言った所。
シチューの様なミルク風味のスープの正体はチーズだった。
そこに青唐辛子の辛さが際立ち、身体が火照りだす。
”辛さが無ければ”…と思った。

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そしてこのゲートをくぐれば、そこはもう「ブータン」だ。
沢山のブータン人がゲートをくぐっている。

インド人や僕ら外国人はビザ無しでは入れないが、ブータン人は自由に「インド」に入国出来るようだ。

これがブータンのやり方。あえて他国の人間に対し高いビザ代と観光料を設定する事によって、自国の伝統を守ろうとしている。プチ鎖国と言った所。

そしてこの街で買い物すると、お釣りに”ブータン紙幣”が混じってくる。
ちなみにレートは「インド」と同じだった。1ルピー=1ニュルトラム。
わかりやすっ!

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凛々しい顔、やっぱり日本人に似てるよね。
折角なんで記念に持って帰ろう。

バス停のブータン人は少し大人びた19歳の学生。

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やっぱり日本人に似てるよね。
そして”糸井重里”にも似てるよね。
やはり英語が堪能なブータン人…島国日本と言えども英語が苦手な自分が恥ずかしい…。
バスは”ブータン国境”から一気に”ネパール国境”へと走る。”シリグリ”から乗り継いで”パニタンキ”へ。

バスの席は行きと同じ4番だった。「日本」で4なんて縁起の悪い数字だが、この”インドバス”でも例外ではない…って言うかウルサイのだ。バス中央の乗り口の少し前の窓側なのだが、添乗員が乗り口でずっと待機しており、お客を乗せる時、そして降ろすとき、運転手にバスのボディを叩いて合図する。その叩く部分が4番席のすぐ外側なのだ。
さらに何故だか(本当に謎)、前の車を追い越しにかかった時にも何故か”バシッバシッ”と叩く。抜くのは運転手でアンタは関係ないだろうって思うのに…。
しばしば横っ腹に振動を感じながら、暑いのも手伝って眠るに眠れない。
外れ席は旅行者の宿命なのだ。

”パニタンキ”に着くと直ぐに”リキシャ”に「ネパール?」と声をかけられる。もう夕方6時前だったので、今日中に抜けれる様なので助かった。ネパール側からの”カトマンドゥ”行きのバスが早朝4時の1本のみというのは知っていたので、今日抜けれないと1日のロスになってしまうのだ。

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「ネパール」初日はたった一人の晩酌。久々のビールだっ!!

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マトンをツマミに煽った。めちゃめちゃ美味いっ!
ネパール人、酒もタバコも普通にやるし、肉も食べる。
隣の席のおっちゃんが酔っ払って、自分の手のひらにボールペンで自分の名前を書き出した。
”おいおい、自己紹介なら相手の手に書くだろう”と思っていると、気づいたらしく僕の手のひらに名前を書き直す。

改めて「いい国だな~」と思ってしまう。
by hiro5159 | 2008-07-08 01:05 | ネパール

三十路オーバーの世界一周旅行日記、タイトルは唄の種の略


by hiro5159