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いざカザフへ

いつもと変わらない朝。
朝起きて深呼吸する。
今日は久しぶりの移動日。
緊張感とそれ以上の期待感。

朝”ツネ”が珈琲を入れてくれた。安物の珈琲の苦味は頭の隅々ににカフェインストールされる。

軽く握手を交わして出発だ。

西バスターミナルから出たバスはルーフトップから心地よい春の風を取り入れながら走っていく。
僅か30分で、イミグレへ到着。”キルギス側”をパスポート提示だけで抜け、”カザフ側”へ。窓口で今後の予定を簡単に聞かれ、スルリと抜けた。両イミグレ合わせて10分程度の所要時間。簡単すぎるカザフスタン入国。日本人は僕1人、しかし日本人が1番早かった。

再びベンツバスに乗り込む。丈の短い草木が広がるカザフステップの真ん中を、猛スピードでバスは走る。
途中乗り込んできたカザフ少年は物珍しそうに僕を眺めビスケットをくれる。そして話が始まった。少し英語を話す彼に、”アルマティ”での行き先とそこまでのバスの番号を聞く。御礼のつもりでコーラを差し出すと、はっきりと気持ちよく断られる。カザフ人は人がよく、見返りを求めない親切をしてくるというのは本当らしい。ムスリムはいい人だ。
”ビシュケク”を出てから僅か4時間程で”アルマティ”に着く。
宿は”ヒロくん”オススメの「カズコントラクト」にした。
シングルルームで1500テンゲ(1500円)だ。
これでも激安。ちなみにコーラが120テンゲ(120円)で日本と変わらない。
シャワーとトイレは共同で、水シャワーだった。しかし、温めの水は「キルギス」での雪解けコールドシャワーに比べたら天国だ。
バス停内に1000テンゲ(1000円)のドミトリーもあるのだが、18時以降にしかチェックイン出来ず、朝9時までにはチェックアウトをさせられ、荷物も預かってくれないらしいので辞めた。

シャワーを浴びて近くのパンフィロフ戦士公園へ向かい、のんびりと過ごした。
by hiro5159 | 2008-05-29 15:37 | キルギス

三十路オーバーの世界一周旅行日記、タイトルは唄の種の略


by hiro5159