うたたね


三十路オーバーの世界一周旅行日記、タイトルは唄の種の略
by hiro5159
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カテゴリ:キプロス( 5 )

何にもない日2

今日も何にもない1日…
そして、金も使えない。
物価高いのよ。コーラ175円なのよ。

ならばどうする?
将棋する?
トランプする?
ジャンケンする?
よし、ジャンケンしよう!
ジャンケン!…グーっ!!
負けた。自分に負けた…。書く事がないのよ。

おっ、DVDがあるじゃないか
何を隠そう日本からDVDを持参した私。

再出発するギリギリまで焼いていた。
「日本」に未練たらたらですな。

明日から相方カズとは別行動。
ささやかな、祝宴をあげました。

ビールとソーセージとチーズ、そしてポテチ。
パーッと飲んだ後は鑑賞会です。

「NANA2」を見ました。
心に響きました
20時から見始めたDVDは約1時間で盛り上がってくる。
”ノブ”が”ハチ”に告白して、次の日”ハチ”が”ノブ”のバイト先へ告白に…。
あぁ、ナイスな場面。ふたりの掛け合いがいじらしい。
…とその時、町のスピーカーからオッサンの大きな歌声が…。
1日5回の”アザーン”が始まってしまった。割れんばかりのスピーカーの音は僕VAIOの音などかき消してしまう。
しかも今日の”アザーン”はこぶしが利いていてイケイケだよ。
毎回違う人が歌っているのだろうか…。
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by hiro5159 | 2008-08-31 21:59 | キプロス

何にも予定がない日

朝は日差しの暑さで目が覚めた。
今の部屋は日当たりが良すぎる三階の角部屋。
カーテンを開けっ放しにして寝た為、既に暑さで汗ばんでいた。

昨日寝る時、目覚ましをかけずに寝たのだ。
この旅で初めての事だった。
時計を見ると9時。
そういえば、今日は土曜日。
「日本」にいても休みだ。

旅に出てから、曜日の感覚が完全に無くなった。
必要としない。曜日を気にする時と言うのは、休みだと困るモノを考えるとき。
例えば銀行。でも、それほど気にならない。”両替え屋”ぐらいは直ぐに見つかる。

実際「日本」にいる時の曜日の感覚ってどんなだったのだろうって思う。
ただ、「今日は何曜日だからあの番組やってる」とかその程度だった様な気がする。

そして日曜の夕方になったとたんに、これから始まる一週間が億劫になった。早く一週間が終わって欲しいなんて思ったりした。

社会人だった僕なら、今日と言う日を楽しむために何か楽しい事を必至に探すに違いない。
今の僕は曜日というよりも、今日明日の事を思うばかり。

今日は8月30日。
小学生時分の僕なら、今頃必死に夏休みの宿題をやっているだろう。
そして、いま僕は「平成ころんぶす」のテープ起しを必至にやっている。
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by hiro5159 | 2008-08-30 21:49 | キプロス

”マゴサ”へ

”ドルムシュ”で揺られる事1時間強、”マゴサ”に到着。

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旧市街を頑丈な城壁が囲んでいる。
直径約400m程の楕円形の城壁で、簡単に歩いて周れた。
オスマン朝時代、イギリスの植民地を経ても、それ以前のヴェネツィア領時代の面影が残っている(受け売り)。

一時旧市街に365の教会があったという。
”365個のチャーチ”だ(苦笑)。
3歩進んで、2回水飲んだ。
…暑いんだよっ!
水がお湯に変わる前に飲んでしまいたいんよっ!
愛情が同情に変わってしまう前にっ!!

…ともかく。
地図を見ずに歩いても、簡単に教会に出くわす。
教会遺跡を再利用して”カフェ”になっていたりするのが凄い。
超ポジティブ。

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ヴェネツィア宮殿。夜はライトアップされる。

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”ララ・ムスタファパシャ・ジャミィ(噛まずに書けましたっ!)”はゴシック建築のモスク。
”マゴサ”の顔さっ。

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そして”双子教会”と地図に載っているこの教会。
着いたらどう見ても、ひとつしか無かった。
牧師が双子??

とまあ、こんな一日でした(どんなっ!?)。

あと2日はのんびりします。
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by hiro5159 | 2008-08-29 01:14 | キプロス

キプロスの街

この島。人口約20万人で、”鳥取県”を少し小さくした程の大きさ。
そして、それが北と南とでそれぞれ国として分かれている。

そして、今日は首都である”レフコーシャ”を観光した。
島の中心に向かって、”ドルムシュ”が走る。
20分程で到着。

この都市は大きな円形型の城壁に囲まれていて、外に向かって均等にいくつもの”トンガリ”が付いている。
”函館”にある”五稜郭”の星型城壁が更に膨らんだ様な…比喩するなら”十稜郭”、甘党の人に比喩するなら”コンペイトー”という感じ…ごっつぁんですっ!
って言うか写真撮ったんだった、こんな形です。

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そしてその大きな円形城壁の中心に、北と南とを分断する国連の”グリーンライン”がしかれているのだ。

城壁の中心へ向けて散策。

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首都だけあって、ものに溢れている感じがした。
ブランド物の衣類や時計から、電化製品、生鮮食品。
なんでも揃う大きな”ショッピング・モール”といった街の景観だった。

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”ビュユック・ハン”はかつての隊商宿。
ぐるっと真ん中の吹き抜けを囲む様に部屋が並んでいる。アンティークマンションだ。
現在は地元の人たちの社交の場となっており、オープンカフェを楽しむ人たちで溢れてた。そして部屋は雑貨屋になっていて、机ではお祖母ちゃんが編み物をしている。

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”ジャッキー・チェン”の「プロジェクト・イーグル」で、この様な形のマンションで小ネタがあったのを思い出す。
悪者から逃げるヒロインが、マンション2階廊下を一生懸命走って逃げるのだが、結局廊下はグルリと繋がっていて、動かずに待っていた悪者と鉢合わせというやつだ。

そんな中北キプロスの名物料理、”シェフターリ・ケバブ”を食べた。

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”ピタパン”に挟まれた手前のお肉が”シェフターリ・ケバブ”。
「トルコ」の”キョフテ(小さなハンバーグ)”を薄いお肉で包んで、揚げた様なモノ。
めっちゃ美味かった。
”マヨネーズ”頼んで、ガッツリ頬張りましたっ。

その後は”セリミエ・ジャミィ”へ。
”フレンチ・ゴシック(意味わかってません…)”の面影は過去”教会”だったことの名残。
”オスマン・トルコ”占領後は”ジャミィ(イスラム寺院)”となった変わったお寺だ。
比喩するなら”キリスト教”と”イスラム教”とのコラボ寺院。甘党の人に比喩するなら…無理だ…

…っそしてっ!
社交場となった”オープン・カフェ”の間を通り過ぎると、まったりとした雰囲気の中”国境”があった。”国連平和維持軍”が待機する割にはとても平和な国境だった。

昨日から、独特の”島の空気”を感じている。
時間の流れがゆっくりだ。
島は良いな…。
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by hiro5159 | 2008-08-28 02:31 | キプロス

キプロス色の海

7時起床。
”ドルムシュ(トルコ語で満席と言う意味のミニバス)”で港町”タシュジュ”に到着。

フェリーチケット(AKFER会社)売り場の人が、珍しい日本人をエアコンの効いた事務所に入れてくれた。
最初、片道分を80リラ(約8000円)で購入した僕だが、どうも往復割引があるとの事なので、往復に代えてもらう。
すると係員が、僕のギターを見て「オマエは音楽が好きなのか。ここで歌ってみてくれ、そしたら割引してあげる」と挑戦的な事を言うので、ちょっと戸惑ったが、満面の笑顔で(安いぜ、ヒロシ)”スタンド・バイ・ミー”を歌った。
その結果追い金が32リラ。港湾税か出国税か何かのタックスが12リラなのでチケット代は100リラ(約10000円)となった。
確かに安くなったが、どうなんだろう、本当に割引してくれたのだろうか…。

とにかく”チャイ”をご馳走もしてくれた。
”トルコ人”はもてなし上手だ。

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出国手続きを済ませフェリーに乗り込む。

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船の上から見る”地中海”は紛れもなく”エメラルド・グリーン”だった。
先日、友人が「キプロス」に行く事を知って、教えてくれた事がある。
絵の顔料で”キプロス”と言う色があるのだと言う。

深い青緑の様な色らしい。

この海は、まさしく青緑だった。

そして、12時に出航。
海は穏やかと言うより、”凪”の状態。
静か過ぎて湖の様だ。
船は水上を滑る様に進んだ。

揺れない船の上で、i-podを聞きながら眺める海は時間の無い世界の様だ。

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海の色は次第に濃い青に変わっていき、「北キプロス共和国」に到着。
実際「キプロス」の海は…青かったよ(笑。

この国の歴史は変わっていて、元々”イギリスの領土”だったのが、1960年に「キプロス共和国」として独立。
その後、「トルコ」と「ギリシャ」の領土争いで紛争。
1983年に”北部地区”が「北キプロス・トルコ共和国」として独立を宣言したが、「トルコ」以外の国は認めていないらしい。
今現在、北と南に分かれており、”南北の壁”の南側は「ギリシャ」のものなのだ。

そこで、注意が必要となる。
今後、カズと再び別れて行動する。
彼は”中近東”の「シリア」、「レバノン」、「ヨルダン」を経て「エジプト」は”カイロ”を目指す。
僕はと言うと、「ギリシャ」の島々を巡ってみようと思うのだ。

そしてここ「ギリシャ」が認めていない「北キプロス・トルコ共和国」の”入国スタンプ”があると、今後「ギリシャ」への入国が難しいらしい。
入国審査時に「次はギリシャに行く。別紙にスタンプして下さい」と告げると、用意された別紙にあっさり押してくれた。
向こうも事情をよく理解しているらしい。

そして無事に、「キプロス」の大地を踏んだ。
”ギルネ港”に到着した僕らは歩いて町の中心部へ向かう。
この国は「トルコ」よりも物価が高いとの前評判があった為、タクシー代(8リラ)をケチる為だ。

”福井”の猛暑を思わせる湿度付きの酷暑の中3㌔歩いた。前後ろ”ザック”の”ギター”肩掛けの計30㌔の重さは肩にかなりの負担がかかる。
1時間後、玉の様な汗の中到着した時は肩が張ってた。

宿を値切って1人20リラ(2000円)にしてもらい”チェック・イン”。

まだ20歳そこそこに見える宿のにいちゃんは”ウェルカム・ティー”をご馳走してくれる。
これが、びっくりする程美味しかった。

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このポットは上が”ブラック・ティー”、下が”白湯”になっていて、入れる時に両方をコップに注ぐ。
濃い”チャイ”が丁度良く中和されて、”チカッペ”美味いのだ。
永久に飲んでいられそうだった。
汗かいたせいもあるのかな?
とにかくこれ欲しい。

宿で一息つくと”アザーン”が島内放送で流れる。
ここは”イスラムの国”なのだ。

ちなみに南は”キリスト教”の「ギリシャ」。
今自分はなんだか不思議な島に居るのだという事を実感していた。
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by hiro5159 | 2008-08-27 02:27 | キプロス


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