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もう掻いてばかりじゃいられない

深夜4時…。”プ~~~~ン”と耳元に不快音が。
”モスキート”だ。

起きると足や手の4箇所を刺されていた。
中々”通”な所を刺してくる”キルギスモスキート”。手のひら、瞼、そして1番厄介なのが”足の裏”だ。足壺マッサージがある様に、神経が集中しているせいなのか”痒さ”がハンパない。身悶える程の刺激が襲ってくる。

現在4人部屋に”ツネ”と2人が寝ている。”バブル”時は4人で目一杯部屋を使っていた。その時ももちろん蚊は存在していたが、やはり人数が多ければ、攻撃も分散されるのだ。2人になると集中攻撃状態に。

そして更に厄介なのが、この停電期間。毎晩深夜1時前にはこの街の明かりは消えてしまう。
真っ暗闇で蚊を退治するのは至難の業なのだ。
しかも奴等はその時期を狙ってくる。
夜が明けてから停電が起きるまでの間は全く刺される事はないのに、暗くなってから攻撃してくるというから、もはや付け入る隙がない。

しばらく眠れないので、足を掻くのを止めてパソコンで日記を書き始める。横の”ツネ”に迷惑かなと思い、1つ後ろのベッドで打ち出す。

すると”ツネ”が「ぺシッ、ペシッ」と顔を叩きだす。窓際の1人に集中して攻撃が始まったのだ。
「すまない、ツネ」

僕も決して悪気があった訳ではないのだが、ソレを見た後ではなかなか窓際のベッドへ戻る気になれなかったのも事実。

寝不足の朝。
「いや~、ヒロ君が下がったお陰で集中攻撃されちゃったよ~」と鋭いツッコミを入れてくるのは流石”ツネ”だった。

蚊に刺されたことによって膨れ上がる、ギクシャクしていく人間関係。
これは早急な対策が必要。
蚊取り線香購入の方向へ話を進めるのだった。
by hiro5159 | 2008-05-24 15:25 | キルギス

三十路オーバーの世界一周旅行日記、タイトルは唄の種の略


by hiro5159